【不思議体験記32】お坊さんの法話と不思議なシンクロ現象part3

※前回のあらすじ
お坊さんの法話を拝聴すると、私がこれまでに思い入れのあるお寺や、なぜか遠い昔に知っているかのような印象を持っていた親鸞聖人まで登場しました。それらに共通するのが天台宗。無宗派の私と一体どんな関係があるのか、それとも単なる偶然の産物なのでしょうか・・・。
鬼のおふだも天台宗と関連がある

さらに法話が続きます。

僧「それと、よく家の玄関口に貼ってある鬼の姿が描かれたおふだをご覧になったことがあると思いますが、あれは民衆を疫病から守るために、天台宗の僧でもあった良源が鬼となった姿です」

私(そうそう、この前そのおふだを買ったからね。それに、良源さんって天台宗の僧侶だったのか)

コロナ禍となり、疫病退散の御利益があると一躍脚光を浴びたのはアマビエ様(またはアマビコという説あり)の方ですが、もっと昔から疫病退散として知られているのは、良源(元三大師)が鬼の姿として描かれた角大師のおふだの方です。その写真がこちらです。

ちなみに、寛永寺の開山堂さんからネットでおふだを注文し、郵送していただいた時の記事と、比叡山延暦寺の不滅の法灯をご紹介した記事はこちらです。
●おふだで疫病退散・木札で魔除け

●~照千一隅~比叡山延暦寺「不滅の法灯」

お坊さんの法話に、ここまで釘付けとなったことは今までありません。それに無宗派の私が、自分は全くの無意識ではあったものの、天台宗に関連するものにこんなに惹かれていたとは、不思議でなりませんでした。
※とはいえ、今後も私の宗教信条として無宗派で生行することに現時点で変わりはありませんので付け加えておきます

ここでもシンクロ現象が発生-最澄 現る

さて、法要も滞りなく終わってから4日後のことです。その日は仕事が休みなので久しぶりに本屋に行きまして、はりきってstand-readingを励行していると、まさにシンクロしたかのように、おお~!という本を見つけたのです。

ちょっと、stand-readingってカッコイイ感じするけど、「立ち読み」のことでしょ?しかもそれを〝励行​〟してる人って初めて見たんだけど…。

※英語的には、立ち読みはbrowseが一般的だそうですが、私的にはstand-readingがしっくりくるのです。(-□д□-)✧キラ

その本とは、雑誌「時空旅人」。ちょうど比叡山の特集をやっているではありませんか!

天台宗のお坊さんの法話の次は比叡山特集の雑誌ってね、もうほんと、出来過ぎだろうと思えるぐらいにシンクロするんですよ。ここの本屋に来たのって半年以上前で、その日は本屋に行く予定もなかったのに、たまたま出かけた時に近くを通ったので、ちょっと寄ってみるかと入ってみたらこうなりました。

これってさ、完全にこれを買えってことだよね。(;゚д゚) ゴクリ

ここまできたら、輪王寺で1,000円の線香を買うかどうか迷ったあげくに結局買わなかったドケチ丸出しな私はもうここにはいません。はいはい、もちろん買いましたよ。

そしてこの雑誌を読んでみると、最澄の生涯と比叡山の歴史が詳細に載ってまして、他にも最澄と空海の出会いや日本仏教の母山が生んだ名僧たち、そしてもちろん角大師の鬼の姿もあり、はたまた徳川幕府と寛永寺の隆盛の部分には天海大僧正もバッチリ掲載されております。
※後ほど「本・アイテム等の紹介」のカテゴリーでも改めてご紹介いたします。

全部載ってる、今回のブログで言いたいことが網羅されてる。すごくないこれ?

しかも、この雑誌の価格が税込み980円。ここでハッ!と気がついたのですが、1,000円のお線香をあの時に買わなかったから、まあ1,000円とは言わずとも20円ほど安い980円のこの雑誌を買うことで大目に見てやろう的な感じだったりして。( ;゚Д゚)アワワ

「迷うな、お前にはこれが必要なのだ」

遠くで・・・最澄さんの声が・・・なんとなく聞こえたような気がしました。(_ _)チャントカイマシタ

 

テレビ番組でも最澄さんが登場

さらにシンクロ2発目が起こりました。

何げなく見ていたNHKで、日曜美術展アートシーンという番組をやっていまして、そこで急に最澄さんが画面に現れたんですよ!

なんと、偶然にもその時に番組では「最澄と天台宗のすべて」というのを放送していたんですよね。そんな番組がNHKでやっているとも知らずにテレビをつけていたところ、ここでもきたか~となりました。ナイスタイミングとしか言いようがありません。

あの最澄さんが、こんなにもグイグイ追いかけてくるとは・・・。

そう言えば、以前には同じ「大師」と呼ばれてる弘法大師の空海さんが夢の中に現れた記事を掲載しました。その時の空海さんって、スーツを着たOL風の女性の姿で現れまして、それはそれで度肝を抜かれたんですが、夢の中とはいえリアルすぎるほどとんでもない修行をさせられたことを思い出しました。下記にその記事のリンクを貼っておきます。

●【印象的な夢9】女性姿の空海さんから難行を受ける part1 part2 part3

そういった観点から感じたことは、空海さんはかなり手厳しい苦行・難行という中から悟りへと導いてくださる熱血教師という印象があり、かたや最澄さんは優しく包み込むかのように見守ってくれながら救いの手を差し伸べてくれるお母さん的存在、と私なりに感じたものがあります。

もちろんのこと、どちらのお大師様も我々を救い導いてくださる慈悲深い仏様であることに変わりはありません。

今回のお坊さんの法話を通じ、天台宗に関連するものが私たちの身近にこんなにも多く存在していることに気づかされました。

そして何よりも、出会いの形はどうであれ、空海さんに限らず最澄さんともご縁をいただきましたこと、まことに感謝いたします。

<(_ _)>

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