【不思議体験記30】水晶が宿した記憶を読み取るpart1

今から数年前のことでしたが、水晶に宿る記憶ともとれるものを読み取った不思議な体験をご紹介いたします。

それは飲み会に行った時のことでした。そこには、初めてお会いした一人の女性がいました。

その女性は私よりも年下で、今どきの若いオネエチャンという感じではなく、とても落ち着いて冷静に物事を見る、という印象の方でした。

私は、その女性と席も近いことから、いろいろな雑談話や趣味のことなどを話していると、彼女が「パワーストーンにも興味があるんです」と言い出しました。

私 「パワーストーンですか?何を持ってるんですか?」

私の問いかけに、持っていたバッグから小袋を出した彼女は、その中に入っていた丸玉の水晶を見せてくれました。

私 「お、水晶ですね。私も水晶が好きで、何個か持ってますよ」

女性「そうなんですね。水晶ってきれいですよね〜」

そういった彼女は、手に持っていた水晶を私の方へ近づけて間近で見せてくれたので、つい手に取ろうとしましたが、そこで触ることはやめました。

実は、こういった他人が持つパワーストーン全般において、私なりにちょっとしたルールを設けているものがあるのです。

 

私のパワーストーンのとらえ方
それは、他人のパワーストーン(その中でも特に水晶)は、簡単には触れないようにする。もし触れる場合でも、必ず許可を取るということです。

まあ、これは私自身が感ずることなのですが、パワーストーンというものは、持ち主に対してとても従順に反応してくれる気の合う仲間のようなもの、というとらえ方を持っています。

そのため、普段から持ち歩いている(または自分の周辺に置いている)ものは、特に自分の念いやオーラのようなものを、そのパワーストーンが吸収・反応して、状況にあわせていろいろな作用を及ぼすと考えています。

そういった、持ち主に呼応したパワーストーンを他人がむやみに触れたりすると、その時点で私自身のオーラや念にも触れることになり、パワーストーン自身の調和を乱してしまう要因の一つにもなりかねない、と思っています。

ただし、場合によりその可能性がある、という話です。触れればどんなものもそうなってしまうということではなく、水晶に関しては自浄作用が備わっていますので、よっぽどの悪意を持ってその石に危害を及ぼす(傷つける、壊す)といった行為にさらされた場合は別ですが、外部からの接触によって不調和な状況下になったとしても、それを調和・整調する作用が働きます。

それに、「なんか石自体のパワーが落ちたかな?波動が低くなったかな?」と思った時には、塩や太陽光、水晶さざれ、ムーンライト、お香やセージといったものでも簡単に浄化・回復できますので、たまには癒してあげることも忘れずに行うことをおすすめします。

他人→自分への逆の作用もあり得る
ただ、上記の逆もあり得ます。つまり、他人のパワーストーンに私自身が影響を及ぼしてしまうばかりではなく、そのパワーストーンが保有しているもともとの石のエネルギー+持ち主のオーラ・波動・思念といったものに私が感化してしまい、他人からの影響によってあまり好ましくないエネルギーがこっちに流れ込むことも無きにしもあらずだからです。

しかも私は、「ニオイの共感覚」を持っていますので、これも場合によりですが、触れたものに対して嫌なニオイが発生したら気分が悪くなってしまいます…(TдT)グフッ

なので、自分や相手のエネルギーの相関関係に影響する場面になると、少し慎重になります。

今回のケースでも、少なからずそういったオーラや思念が及ぼす影響について、自分でルールを設けている以上、大丈夫かな?という思いがちょっと頭をよぎったわけですが、その水晶からは簡単に他人の念に感化されない、そして清いエネルギーが放出されているのを感じたため心配はないだろうと思い、「触ってもいいですか?」と尋ねてみました。

すると彼女は、快く「いいですよ」と言ってくれたので、丸くて透明感のある水晶を手に持ち、手のひらに置いてじっと見つめてみました。

その時です。

私の頭の中に、とある場所がいきなり現れたのです。

※part2へ続く 

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