高柴デコ屋敷-300年続く伝統工芸

三春駒・三春張り子の発祥の地

先日、私のインスタとX(旧ツイッター)でも掲載しましたように、福島県郡山市にある「高柴デコ屋敷」に行ってきました。

デコ屋敷は三春駒や三春張り子の発祥地で、300年以上も続く伝統工芸の技を受け継いでいます。この周辺一帯が1つの集落と化しており、張り子を製作している4軒をはじめ、資料民芸館や茶屋、物産館などがあります。伝統ある人形の魅力に触れながら、食事も楽しむことができるようになっています。

今の時期が製作の最盛期を迎えている張り子。今年の干支である辰」を買ってきました。その様子をご紹介します。

下記がデコ屋敷の集落マップです。

 

駐車場に車を停め、歩いて各屋敷へと向かいます。

 

デコとは張り子や木彫り人形などのことをいい、木偶(デク)の別の言い方でもあります。

 

資料民芸館です。無料で見学できます。

 

今回私が訪ねたのは、4軒あるうちの「彦治民芸」さんです。

 

こちらが彦治民芸さんです。

 

玄関前には大きなダルマがあります。

 

こちらはかわいらしいダルマですね。

 

撮影の許可をいただきましたので、お店の中を掲載いたします。辰ダルマをはじめ干支ダルマ、コロナ禍で大活躍のアマビエちゃんのダルマなど種類も豊富です。

 

こちらもダルマや三春駒などが棚にいっぱい並んでいます。

 

奥の座敷で黙々と作業をされています。梁にかけられている七福神たち。みんな笑顔の中、毘沙門天だけイカツイ表情です。

 

集落の入口にあったおいち茶屋にも寄ってみました。

 

おいちそばを注文。甘めの出汁に山菜やだし巻きたまごが入っており、表面がカリカリとした餅の食感が絶妙でおいしかったです。

 

私が購入した彦治民芸さんのオリジナルの張り子「彦龍」が下の写真です。開運・金運上昇を願い、金色でサイズ違いのものにしました。

 

彦龍の説明がこちらです。たしかに、凛々しくもどことなくかわいらしさがありますね。

今年1年、彦龍のごりやくがありますように。

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