村社鹿島神社(白河市・旧東村)

すでにブログでもご紹介いたしました「狛犬カード入手の旅編」。全19種類の狛犬カードを集める長編旅行記で、多くの方にご覧いただきました。

この旅の目的は、文字通り「カードを集めること」が主体だったため、カードにプリントされた狛犬たちがいる神社にはほとんど参拝に行っていませんでした。

ただその中でも、旅日記3に掲載した「鹿島神社」には、石工の名工・小松寅吉作の最高傑作との呼び声高い素晴らしい狛犬さんが鎮座されていますので、「ここにはぜひともいかねば!」との思いから、全19種類のカードを全て集め終わってから、後日参拝に伺いました。

 

後日?・・・なんで旅の途中で行ってこなかったんだゾ!?

・・・いや、あのチョッパーさんね、いろいろと大人の事情っていうものがございましてね。あっちもそっちも行っている時間なんてな・・・。

と、そんなわけで、あの超カッコイイ狛犬を拝見してきました!間近で見たら、ますます惚れこんでしまいましたよ。(´▽`)

そんな狛犬さんの写真と、神社参拝の様子を掲載いたします。

 

グーグルのナビで「白河市 村社鹿島神社」と入力すれば表示されます。ここは市内の中でも旧東村に位置します。

 

案内板です。本殿内に龍の彫刻があるそうですが、外からは拝見できませんでした。

 

階段を登ったところに狛犬がいます。ここから見てもわかるように、阿・吽像の存在感の凄さが伝わってきます。

 

拝殿です。

 

別角度からもう1枚。本殿の後ろに境内社がありました。

 

この狛犬を彫った小松寅吉について書かれています。

 

まずは「阿」像から。これですよ、この狛犬さんです。もともと知る人ぞ知るだったものが、今回のカード集めでさらに一躍有名になりました。流れるような毛並みが美しく、空を翔けるかのような「飛翔獅子」の型が躍動感を感じさせます。

 

どアップで見るとまた迫力が違いますね。あの目でにらまれたら魔は近寄って来られません。

 

子犬ちゃんがこんなところに!渦巻きのしっぽがカワ!(´▽`)

 

「吽」像です。こちらも力強さを感じさせますね。

 

く~、この表情といい、一本一本がはっきりとした毛並み、彫りの深さなど、一級品と言えるものですね。神様も安心して狛犬たちに守護を任せられます。

 

こちらも流れるような尾のつくりです。よく見ると、なんかこの尾の部分だけでも狛犬がもう1体いそうな気がしてきましたw

 

ここにも子犬ちゃんが。顔が似てますね。

 

新聞記事で紹介された一コマです。地元住民でさえも、これだけの文化財的価値・芸術的観点の高さには気がついていなかったようです。

カード集めがきっかけで、名工がつくったこのような素晴らしい狛犬に出会うことができました。愛くるしい子犬ちゃんも見逃せません。

これが文化財的にも、そして芸術的にも評価されて、そこからも地域おこし・街おこしとして活気づくものにつながっていけばと願うところです。

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