さあ2日目に突入です。
少し早めに起きて部屋のカーテンを開け、向かい側の鑁阿寺を窓からながめてみると、やわらかい日差しがあたりを照らしており、かつ独特の静けさが境内を包んでいました。それを見た時に、ああ、これがお寺の空気なんだなぁと、妙に感慨深いものがこみ上げてきました。
朝食バイキングを済ませ、今日の参拝経路を確認し、荷物をまとめてホテルを出発したのが8:45分。まずはそのまま鑁阿寺へ行き、本尊大日様と境内にある弘法大師像にご挨拶をしてから、本日最初の参拝箇所である冠稲荷神社へと向かいました。
昨日と同様、この日も暑くなるとの予報なので、熱中症には十分気をつけながらの巡拝となりました。その様子を掲載いたします。
2日目(2023.9.15)参拝箇所
・日本七社 冠稲荷神社
・場 所 群馬県太田市細谷町1
・創 建 天治2年(1125)
・祭 神 宇迦之御魂大神 他
平安時代に新田氏の始祖である新田義重公の父、源義国公が創建したと伝わる。伏見稲荷大社からの分霊で、日本七稲荷の1つを称する。健康増進や縁結び、安産、子宝、子育てなどのごりやくがあり、災難・ストーカー除けとして縁切り稲荷でも知られる。樹齢400年余と伝わる群馬県指定天然記念物の木瓜(ボケ)の花も有名。本殿や拝殿、聖天宮は太田市指定重要文化財になっている。
※縦サイズ(スマホ撮影)と横サイズ(デジカメ撮影)の2タイプの写真を掲載しています。
まずは鑁阿寺から徒歩で足利市駅へと向かいます。途中の中橋を渡り終えたらすぐそこです。
約15分で到着です。ここから伊勢崎線の細谷駅まで行きます。
細谷駅に到着です。初の群馬に降り立ちました。この駅のすぐ近くにあるタクシー会社へ。
タクシーで10分ほどで到着です。おおー、鳥居が大きいです!鳥居の前まで来た時に、ここの神社が放つ独特の気で体がゾクゾクしました。
こちらが木瓜(ボケ)の木です。開花時期は3月下旬~4月上旬。周りの柵にはおみくじがたくさん結び付けられていました。
拝殿です。まずは祝詞を唱えて自己紹介をした後に、参拝に訪れた目的などをお話しました。
立派な社殿ですね。
途中でご祈祷が始まりました。
こちらが聖天宮です。
聖天宮の説明です。祭神は伊邪那岐神(イザナギノカミ)・伊邪那美神(イザナミノカミ)の夫婦神です。
聖天宮の社殿です。
ここでもご挨拶させていただきました。
社殿の裏には悪縁を断つ大鈴があります。
それがこちらです。
上から伸びる縄紐と細長い1本の竹がくくられ、結び目の所には大きな鈴がついています。
鈴の下には石が置いてあり、竹の棒を動かすとちょうど鈴の下あたりの部分が石の先端部とこすれ、それが古墳磐座へと響く音となり、悪縁を断つものとなります。
こちらがやり方です。ユサユサ振ってる稲荷のイラストがカワイイです。
この半紙を竹の棒の持ち手部分に丸めて握ります。
それ~~悪縁よ断て~~と言わんばかりにガチャンガチャンと振り鳴らしました。
それから実咲社をお参りしました。
ここでもご挨拶をいたしました。
実咲社の6つのお社にいる稲荷様たちです。6分割の写真です。
こちらの境内社は、向かって右が八坂社、真ん中に神輿が置かれ、左に諏訪社があります。3分割の写真も載せます。
こちらが3社の説明です。
授与所にはおみくじがいっぱいありました。金色のお稲荷様タイプのものがあったので引いてみました。
おみくじの結果は大吉でした(^^)
すでにかなりの暑さなのでベンチで休みながらの参拝です。境内をながめていると、気持ちのいい風が吹いてきました。さて、この後に神社をもう1か所巡る予定ですので、神様にお礼を言って次の目的地へと移動しました。
御朱印です。お稲荷様のイラストを見ると、頭に何かを乗せているようにも見えます。だから冠稲荷というのでしょうかね。
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