ちょっと前に撮影した写真の中で、これは紹介したいなと思いつつ、いろいろと忙しい日々に流されていたらつい忘れてしまっていたので、今回掲載いたします。
その写真とは、各神社でだいたい６月末ぐらいから執り行われる「夏越しの大祓い」をやるために、私のお気に入りの神社の１つである白河鹿島神社を参拝した時に撮ったものです。
この大祓いとは、今年上半期で知らず知らずのうちに憑いた穢れなどを、境内に設置された大きな茅の輪をくぐって祓い清める神事をいいます。実施期間は神社によって違いがあります。
今年も茅の輪をくぐって、半年分の穢れを清めてこようと6月下旬に神社へと行ったんですよ。ちょっと早めに行けば、混雑を避けることができるかなぁと思いましてね。ええ、行ったまではいいんですよ。
で、神社に到着して境内を見たら・・・無い。あの大きな茅の輪がどこにも見当たらないのです。あれれ？と思いながら、神社にいた方に尋ねてみると、
あ～、ええと、まだなんですよ。６月末か７月初めには設置する予定ですので・・・
来るのがちょっと早すぎたー ( ；∀；)
そうか、下旬ではなくて末でないとだめだったのか。急いては事を仕損じるとはこのことを言うのか。わずか数日の差で設置前に来てしまうとは、なんたるや不覚・・・。
だが大丈夫だ。焦ることはない。せっかく来たのだ。いつもと同じように参拝をすればいいではないか！ということで、普通に参拝しました。ハイ。
ちなみに、以前に白河鹿島神社で茅の輪くぐりをやった時の記事はこちらです。
大祓いができなかったのは残念として、それでもお気に入りの神社に変わりはありませんので、参拝はとても気持ちがいいものです。
ここには樹齢1000年といわれるご神木があり、このすぐそばで軽く目を閉じて瞑想すると、ご神木からのエッセンスが体を包みこんでくれるような感覚になり、心がさっぱりとします。
さて、その後のことです。ご神木の横にある社殿の上空に目を向けてみましたら、そこに浮かんでいた雲の真ん中に、なんと小さいながらもハートマークが現れたではありませんか！
その写真がこちらです。
しかもこれ、結構大きくて厚い雲の、その真ん中をくりぬいたように現れているんですよ。偶然にしても、そんなことってあるんだ～と思える瞬間を目撃することができました。
これってきっと神様が、
まったく、茅の輪を設置する前に来おって、おぬしはせっかちなやつじゃのう～。まあ、せっかく来たならこれでも見ていくがいい。
てな感じで、私をあわれんだ神様からのプレゼントだったのかもしれません。
何とも優しい心遣いをいただいた気分でした。ありがとうございました。
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