終戦、お盆、それに台風襲来

2023年8月15日、終戦から78年を迎えました。

戦争で犠牲になったおよそ310万人ともいわれる戦没者を慰霊するために、この日、政府主催での全国戦没者追悼式が日本武道館で行われました。

正直なところ、戦争を直接知らない私は、78年という時間の経過が早いのか遅いのか、その答えを軽々に口に出すことはできません。それを想像で述べるには、あまりにも重すぎる出来事であるからです。

これまでに、戦争の惨禍と平和の享受という、この2つの重き天秤について、ことあるごとに考えさせられてきました。

特に被爆者たちの生々しい体験談は、聞く人の心の中に衝撃を与えるのと同時に、二度と戦争を繰り返してはならないという、平和へとつながる希望の種をまくための重要な役目をされていたのだなと、しみじみと思えるのです。

何よりも、護られるべき人間の尊厳が、一瞬で失われた歴史的事実が存在することを、私たちは改めて重く認識する必要があることを感じました。

その意志を受け継ぎ、再び戦争の惨禍が繰り返されぬよう、祈りをこめて黙とうをささげます。

 

お盆の台風襲来で被害拡大

さて、皆さまは今年のお盆をどのように過ごされたでしょうか。

新型コロナが5類に移行され、行動制限が緩和されたことにより、多くの方がふるさとへ帰省されたことと思われます。観光地においても、、宿泊客たちの予約で満室の旅館もあるようで、コロナ前のような活気が戻ったところもあるのではないでしょうか。

私はこれといって観光地へ旅行におもむくような計画は立てておらず、今年もお墓参りに行ってきました。そして、家の仏壇にはまんじゅうやお菓子、果物などをお供えし、盆ちょうちんに明かりをともしてご先祖様をお迎えいたしました。

一方で、このお盆中に台風7号が本州に上陸し、特に東海・近畿・中国・四国地方では大雨や暴風の影響で河川が氾濫危険水位を超えて越水の危険性が高まり、線状降水帯が発生して大雨特別警報が出され、交通への影響も出ているということをテレビで拝見しておりました。

ちょうど帰省ラッシュでもありますので、足止めをされた方が多くいると思われます。

被害に遭われた方々の心痛をお察しするとともに、里帰りの方々が無事に家路へとつけますように。1日でも早い復旧を願っております。

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