私が持つ「ニオイの共感覚」についてpart3

お稲荷様のニオイはどこも一緒⁉ 
part2で掲載しました稲荷神社では、何もない・触れてもいない境内の空間から突然ニオイが発生したことを掲載いたしました。

実はこれとは別に、過去に2回ほどお稲荷様関連でニオイが発生したことがありますので、その時の体験を下記に記載します。
(そのどちらも【神社仏閣・史跡巡り】のカテゴリー内で紹介している神社にまつわるものです)。

まず1回目の発生事例は、開成山大神宮にある「正一位開成山稲荷大明神」です。ここのお稲荷様の鳥居をくぐったすぐのところで、上記の稲荷神社を参拝した時と全く同じニオイが発生したことがあります。

ただし、そのニオイとは何のニオイなのか…というものがとても表現するのが難しく、具体的にこれというものがお伝えできないことにもどかしさを感じます ( iдi )

ただ、おおまかに言い表すならば、怪しい妖獣のようなものではなく神聖なケモノ、という存在に近いものと言えるかもしれません。

ん?ケモノって書くと、逆に想像するのが難しくなってしまったかもしれませんね(笑)

下が正一位開成山稲荷大明神です。すっきりと整った空気感があります。この鳥居をくぐったすぐのところで、突然ニオイが発生しました。

そして2回目は、「高屋敷稲荷神社」へ参拝した際にお札を購入し、それを家の神棚に祀っていたところ、そのお札からある日突然、ここでも前記した稲荷神社と全く同じニオイを感じました。

我が家では、朝はだいたい神棚にご飯を供えて手を合わせます。その時には、今までこれと言ってニオイが発生したことはありませんでしたが、ある日の何でもない時に何げなく神棚のお札を見た瞬間に突然、「ああ、あのニオイだ!」と、ニオイが脳の奥を駆け巡ったのです。

家の神棚に祀っている高屋敷稲荷神社のお札。他にも数社のお札を祀っていますが、なぜかこのお札からのみ、しかも稲荷神社特有とも言えるニオイが発生しました。

これらの経験から共通するものとは
このように、それぞれ場所や状況は違えども、お稲荷様関連では計3回ほど共感覚が発動したことがあり、しかもその3回とも全てで同じニオイが発生したという、これまでのニオイの発生パターンにはない、不思議な一致が見られました。

これを踏まえると、現時点から考えられることはもうそのまま「稲荷神の系統に属する神または眷属、神獣と言われる存在たちからは、同種のニオイがする」という、新たな共通性を発見することができました。

この感覚とこれからも共に
共感覚という稀な知覚現象について、3partに分けての掲載ではありましたが、とりあえずの内容としては一旦ここまでとさせていただきます。

part1の序文でも書きましたように、この記事を最初に書き始めたのが今から約2年半前になり、最初はどのような表現を使えば読者の方に理解していただけるか、ということに頭を悩ませることが多く、そのため筆が進まないことがあり、「この記事はこのままではお蔵入りか…」とも思っていました。

しかし、子供のころからずっと気になっていた目に見えない「ニオイ現象」を、なんとか文字として目に見える形で表して、実際にこの不思議な現象を多くの方に知っていただきたいという思いもあり、「ならば書くか!」と一念発起いたしました。

ところが、未知なる現象ゆえにそう簡単には進まず、書いては止めて書いては止めてを幾度も繰り返しながら気がつくと2年半、もはや一念発起どころか五念再起ともいえるぐらいに時間がかかってなんとか書き上げた、という経緯があります(←どんだけ時間かけてんですか?)。

ひとくちに共感覚と言っても、何もニオイばかりではなく、例えば「こんにちは」という文字を見たときに、「」というように、それぞれの文字に色がついて見えるという方もいます。

むしろ、ネット検索をするとこの「色がついて見える」ということについての説明が全体的に多く、私のようにニオイを感じるというのは意外にも少数派という印象でした。

また、もしかしたらこれをお読みになっている方の中にも、共感覚をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

その方たちへ向けての私の思いなのですが、きっとこれまでの日常の中で、共感覚をさぞ何度も?発動?させてきたことに違いなく、その中では場合により不便を感じたり、他人から異質だと思われたこともあるかもしれません。

例えそうだとしても、同じ共感覚者同士として、自分に与えられたこの稀な感覚を前向きにとらえ、そして楽しみながらこれからの人生を共に歩んでいこうではありませんか!

今後も私は、今回の内容を踏まえて今まで以上に自分なりの追究を深め、さらに判明したものがありましたらブログやツイッターなどで紹介していこうと思っていますので、その際にはまたどうか優しい目でお読みいただければと思っています。

難解な現象の記事をご拝読いただき、ありがとうございました<(_ _)>

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