YouTube動画 ひすいこたろうの名言セラピー

「視点」を変えて「行動」に移すことが成功の秘訣

著書『3秒でハッピーになる名言セラピー』がディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞し、ベストセラー入りした作家・コピーライターの「ひすいこたろう」さん。

この『名言セラピー』シリーズは大変人気がありまして、Amazonでも楽天でも購入者からの高い評価がつけられています。評価の通りに、本書の内容は読者の視点を大きく変えると同時に気づきを与え、そして心に響く多くの言葉が掲載されています。

私がこの本を手に取ったのは、今から10年以上も前。いつも行く本屋に立ち寄った時のことでした。

タイトルを一目見た時、「…３秒で幸せになれるの？いや、まさかそんな～」という印象でした。一体どんな内容なのかと本をめくってみると、ふむふむ、おお、なるほど～と、今まで自分が気がつかなかった視点を広げてくれるものでした。

クニ

読んでみてわかったのは、たしかに3秒っていうのは個人差があるけれど、言葉の意味に気がつけば3秒といわずほんの一瞬で今までの自分を変えられることに驚きました。

そうなんですよ。理解には最短3秒かかっても、気づきは一瞬なんですよね。そのぐらいストンと心に落ちてくるものがあります。

本書の中で面白いなと思ったのは、青森のリンゴ農家が台風の直撃によって甚大な被害を受けた話です。

せっかく実ったリンゴの大部分が下に落ちてしまい、売り物にならなくなってしまいました。死活問題に直面した農家は、これからどうしたいいかと途方に暮れている状況なのに、一方では「大丈夫大丈夫」と言う農家もいました。なぜこの状況で大丈夫と言えるのか。

それは、かろうじて落下をまぬがれた残りのリンゴを「その現実とは逆の視点」で、かつターゲットを「落ちては困る」人たちに向けて売り出したわけですね。しかも１個1,000円で。

普通ならだれも買いませんよ。１個1,000円もするリンゴを。けれど、普通の状況じゃないからこそ、落ちては困る人＝受験生などにターゲットをしぼって売り出したところ、高価なものでも予想を上回るほどの売れ行きとなったわけです。

「９割のダメ」を見ずに、「残されたわずかの１割」に目を向けて行動する。視点と行動を変えることで、成功を手にできた事例には興味津々です。

なお、ひすいさんの著者コメントがこちらです。

「３秒でしあわせになれるの？」それがこの本の一番のテーマです。あなたはどう思いますか？　「そんなわけないよ」。そう思っているのではありませんか？　わたしは、そう思っていました。しかし、実は、今は人生を変えるのに３秒もかからないと思っています。そう。しあわせに理由はいらないからです。そして、しあわせは「なるもの」ではなく、「気づくもの」だからです。あなたをお待ちしていました。ようこそ。名言セラピーの世界へ。

ちなみに、当ブログの「本・アイテム等の紹介」でもこの著書をご紹介させていただいております。上記の引用文も含め、著書紹介記事はこちらです。