私が定期的に参拝している社寺の1つに「山本不動尊」があります。
すでに当ブログで何度かご紹介している通り、山本不動尊は福島県棚倉町に祀られている霊場で、大同2年(807年)に弘法大師が東北行脚の途中で護摩壇を築き、不動明王を安置したことに始まると伝わります。三十六の童子たちに見守られながら、130段もの石段を登った先にある岩窟内には、幽玄なる雰囲気を醸し出した奥の院があります。
昔からお不動様が大好きな私にとって、山本不動尊へお参りに行くのは巡礼の道のりともいえます。奥の院でお不動様と静かに向き合うひとときは、願いや想いを伝えるだけでなく、自分自身を見つめ直す大切な時間であるとも感じています。

昨年末、山本不動尊へお礼参りに行ってこようと予定を立てていたものの、年末に近づくにつれてだんだんと慌ただしくなり、この分ではお礼参りには行けないかもしれない……となってしまいました。それでもなんとか時間をつくり、せっかくなので家族を連れて12月28日にお礼参りに行ってきました。
28日に行ったのには理由があります。それは「お不動様の縁日」だからです。
山本不動尊では、毎月28日に参拝すると境内にある大きな鐘をつくことができますので、家族全員が1人ずつ鐘をつきました。ゴ~ンという境内中に響き渡るほど大きな鐘の音が、知らず知らずのうちについた厄や悪い作用を落とし、体の芯まで鐘の波動が浸透してものすごく気持ち良かったです。
また奥の院へと続く石段を上ると、ハァハァと息が切れるぐらいの運動量があり、体が温まってジャンパーがいらないぐらいでした。そして、1年間のご加護についてお不動様に感謝を申し上げました。

それで、帰宅後に気がついたことが1つ。

鐘をついた様子を動画としてブログに載せれば、お不動様の気が入った鐘の波動が読者の皆さんにも伝わるかも
ということで、年が明けて1月28日にも改めて縁日参りに行き、鐘をついた様子を動画撮影しましたので記事の最後に掲載いたします。
まずは昨年末のお礼参り時の写真です。
【2025.12.28 お礼参り】
気持ちがいい日差しに恵まれました。

駐車場にある男子トイレのセンサー。この1つだけ取り付けが上下逆なんですよ。あえてそうしたの?

参道には弁財天様もいらっしゃいます。

こちらが岩窟内にある奥の院へと登る石段です。両脇にいる童子たちが参拝者を見守ってくれています。

石段を登るとお不動様のお堂があります。

奥の院にはニッコニコした布袋様が参拝客を出迎えてくれます。

お大師様です。

授与所には大黒様の切り絵(宝来)があったので買いました。切り絵のすき間を風が吹き抜ける際に、風がその絵柄の形をそのまま描くことによって良い縁起をもたらすとされています。

切り絵についての説明です。

お不動様のおふだも購入し、部屋に飾りました。

【2026.1.28 縁日参り】
縁日参りも天気が良かったです。

参道の途中にはすごいつららが!まるで小さな滝のようです。

境内にはぼけ封じ地蔵様がいらっしゃいます。

こちらがぼけ封じ地蔵様。いつもはそれほど気にならないのに、なぜかこの日は強く視界に入りましたので手を合わせました。

鐘つき堂の鐘は、毎月28日、大みそか、元日に一般参拝客が自由につくことができます。

つき方の説明です。2回つきます。

我々庶民が日常生活の中でお寺の鐘をつく時といえば、大みそかか年始の時以外ほぼないため、鐘つき棒(撞木:しゅもく)の力加減がわからず、どこまで反動をつけていいのかもわかりません。

とりあえず成り行き任せで2回ついてみよう!
可もなく不可もなくといった具合でついてみると、ゴ~ンという高波動の音が境内中に響き渡りました。
片手でスマホを持ちながら、もう片方の手で鐘を2回もつくという、バランス感覚が問われる難行に挑戦して撮影した動画がこちらです。除夜の鐘ならぬ、新年の縁日についた、思ったよりも優しく聞こえる鐘の音をお聞きください。
※音量にご注意ください(後半部分に風の音が入って少々うるさいです)。
山本不動尊に限らず、お不動様をお祀りしている各地の寺院では、毎月28日はご縁日参りとして特別な法要が行われている場合があります。
皆さんもお不動様と深いご縁を結ぶため、28日のご縁日にお不動様参りをされてみてはいかがでしょうか。


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