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桜井識子さん著「魔」の避けかた 追い祓いかたのご紹介です。
2025年10月3日発売の本書は、Amazonの神話カテゴリーでベストセラー1位を獲得しました。

本書の章立ては第1章から第8章までです。
まず第1章から第3章までは、桜井さんのお父様が亡くなられ、お葬式を行い、49日の法要も行った様子が書かれています。「喪」についても触れられています。
ここで驚いたのは、亡くなられたお父様が魂の姿で桜井さんの前に出てきたことです。そればかりではなく、無神論者だったお父様は、自分は死んだはずなのになぜか生きている!という、「死後の世界」があったことに興味津々で、心から感動されていました。
そして魂の姿のお父様から尊い教えを授かったことも目を引きます。魂の姿となって生前を振り返った時に、一番大事なことは何だったのか、何をなすべきだったのか……。
亡くなったお父様ご本人が語られた大変貴重なお言葉が綴られています。

第4章と第5章では、タイトルにもある「魔」についての解説がなされています。
普通は魔と聞きますと、悪霊、妖怪、悪魔などの恐ろしくて不気味な存在だったり、不運やトラブルを引き起こしたりと、得体のしれないものが思い浮かびます。
実はそういった災いには「落とし穴」が存在し、その落とし穴に落ちると命にかかわる場合もあるそうです。
実際に桜井さんが2024年にアメリカに旅行へ行った際、魔の落とし穴に落ちそうになったところを、同行してくれた眷属の3柱に助けてもらった出来事が掲載されています。
ここで「眷属の3柱に助けてもらった」の部分を読んで、ん?と思われた方がいるかもしれません。眷属って、神様のもとで修業やお手伝いなどをする存在なのに、人間の旅行に同行するってどういうこと?と思われますよね。桜井さんはご縁をいただいている神様から、無事に旅行ができるようにと眷属をつけてもらっているのです。何とも心強いですね。
果たして3柱の眷属たちは、一体どのような方法で桜井さんを守ったのか。そんなことが本当にできるの!? というぐらいの信じられない内容に誰もが驚愕することでしょう。

第6章では幕末の長州藩についてです。
幕末に活躍した有名人の1人で思想家でもある吉田松陰は、「松下村塾」を開いて後の世に多大なる影響を与えた逸材たちを輩出しました。その吉田松陰が祀られているのが「松陰神社」です。桜井さんが松陰神社へ参拝した際の、神様と門下生たちとのやりとりが記されています。
また、長州の街歩きをしている時に霊格の高い「白龍」が空を泳いでいるのが目に入ったそうです。実はこの白龍は、ある目的のために勧請されてきた龍だったのです。
長州藩は一時期衰退していました。しかしそこから見事に復活し、ひいては国をも動かす原動力となりました。その力はどこからきたのか、白龍との関係は何なのか。その理由が「スピ系」の視点で明らかになります。

第7章は願掛けです。
皆さんも神社で身体健康や家内安全、合格祈願、恋愛成就など、願掛けをされたことがあるのではないでしょうか。
しかし、願掛けをしてもどうもその願いが叶えられない、成就していないと感じる場合もあります。お願いの仕方が悪かったのだろうかと、がっかりしてしまった経験もあるかもしれません。
そこには、願掛けに対する神様ならではの配慮があるそうです。その大きな理由として、いかに神であっても「その人が生まれて来る前に決めてきた人生計画を変えることはできない」という前提があるからです。
たとえば、どうしても結婚がしたいので神社をいくつも回って神様にお願いをした。しかし願いが叶えられない……といった場合、もしも本人が今回の人生で「結婚しないと生まれて来る前に決めていた」ならば、神様はその計画を尊重するため、生涯結婚はしない運命となるそうです。
それであっても、とにかく結婚したいのでどうか願いを叶えて欲しいとなった場合、どうすればいいのかを「山の神」に聞いたお話が載っています。山の神は、福島県にある蓬莱山や一切経山といった山々が連なる上にいた山岳系神様から聞いた内容です。
同じく福島県にある岩角山岩角寺を参拝したお話もあり、慈覚大師円仁さんが登場します。岩角山の展望台からのぞむ安達太良山の神からパワーを授かる方法も必見です。

最後の第8章では、1つの神社で複数のお願い事をする方法についてです。特に「家内安全」や「身体健康」などといった「トータルでよくなりますように」と、誰もが一律でごりやくを受けられるやり方が紹介されています。
ただしこの願い事は、あくまでもその願い事に関係する人たちが平等にごりやくを受ける言い方であり、各個人が個別に願いが叶う意味合いではありません。個人としてガッツリと願いを聞いてほしい!という場合の願い方(言い方)も例として挙げられていますので参考になります。

魔の落とし穴の真相が明らかに
そして第8章の後に続く「おわりに に代えて」では、再び魔の落とし穴の存在について神様がその正体を明確に答えています。どんな理由で落とし穴が発生するのか、そこに人間が落ちるとなぜ悪いことが起きるのか、その真相が明らかになります。
最後に桜井さんが述べておられるのは、「あちこちの神社仏閣に参拝してたくさんの神仏とご縁をいただくか、大好きな神社仏閣にせっせと通って厚いご縁をいただいて、あちらの世界に帰るその瞬間まで守ってもらいましょう」ということです。
そして「神様、仏様が大好き」という気持ちで神社仏閣を参拝する、これだけで十分なのです」とのことです。

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