いまだ少年のままの君へ

少年よ
 
困難なときほど 人はだれかに助けを求めたいもの
助けてほしい なんとかしてほしい
一度や二度ではない できれば毎日かばってほしい・・・
そんな苦労が過ぎ 窮地を脱し ほんの少しずつでも先が見え
自分を安定させられるときが来たとき
人はその現状を素直に受け入れ 自分の道を歩む
やっと苦は脱したのだ・・・と
 
少年よ
 
君には果たすべきことがある
それは
いま目の前につくられた希望の道を歩み
自分の可能性を発揮し 自らを確立すること
 
もう一つは
苦しくつらいあのときに
君をできる限り支えようと
いつでも手を差し伸べてくれた家族や仲間たちへ
今度は笑顔で ありがとうと伝えることだ
 
その感謝の言葉を一つ伝えるだけで
相手は君の全てを理解し
また共に肩を組んで歩み続け
そして君は 少年から大人へと生まれ変わることができるだろう
 
少年よ
 
感謝とは 誰からも強制されるものではない
人間が 最も純粋に心からの幸せを表現することが感謝なのだ
君は 大人という仮面をかぶった少年であるということに
いつになったら気がつくのだろうか

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