湧水心語(ゆうすいしんご)

湧水心語(ゆうすいしんご)

法のゆりかごにいざなわれて

人間の魂が 進化の過程にあるならば その過程の中で 数えきれないほどの物事を 経験する必要があるということ 良いことを覚知するということは 悪いことも悟知するということ 輪廻の法に感情はない あるのはただ 無常の究みである ならば私たちは ...
湧水心語(ゆうすいしんご)

「仕組まれた仕組み」の中で生きる我々

なぜこのような仕組みを創ったのか ずっと前から気がついていた 深慮を重ねてもわからないままであるし 当然ながらいまでも到底理解できるものではない 世界の80億の魂が 壮大な宇宙の輪廻の中で 魂命を共にしている事実 世の中は あまりにもそうな...
湧水心語(ゆうすいしんご)

自分の中の秘めた目醒め

できるかどうか ではなく やりたいかどうか やるのが面倒くさい ではなく 楽しいかどうか なんで私が・・・ ではなく 私だからこそと それぞれに思いを上書きする だれかの許しを待つのではない 自分で自分を許すこと その瞬間から 目醒める自分...
湧水心語(ゆうすいしんご)

その場所で生きるのが我々人間

相手の評価の中で生きるならば とことん上を目指せばいい 今の自分の生きがいはそこにある 自分の信念の中で生きるならば とことん自分を好きになればいい 本当の自分を見つける目的はそこにある 時に その道の違いに気がついたならば 今度はその道し...
湧水心語(ゆうすいしんご)

時の癒しが巡るとき

許せない相手でも 許せない発言があったとしても 〝それが起こった瞬間​〟から 時の癒しの時間軸が動き始める そしていずれ 癒しの刻が自分に巡ってきて すべてを許せるときがやってくる 私たちはすぐに解決を望みたがるが その事象の中には 自分の...
湧水心語(ゆうすいしんご)

それが目の前に存在する理由

この世界を生きる上で 目に見えるもの 触れるもの 目の前で起こっているもの それらがすべて 自分のためにあるものだと 自覚すること 自分がその幻想のために 必死に生きることではないのだ その声が 君の遠い心のどこかにも きっと届いているはず...
湧水心語(ゆうすいしんご)

抱える腕に差し伸べられる手

いまそれができる自分は いずれそれができなくなって ひざまずいてしまった自分を 自らの腕で 抱えられる自愛を表せるだろうか すでにそれができない者たちへ 途方に暮れる彼らを しっかりと支えるために 自らの手を 差し伸べられる慈悲を表せるだろ...
湧水心語(ゆうすいしんご)

どの道であってもあなたの己知(みち)

あの時に 目の前のやるべきことを 一生懸命頑張ってきたからこそ 今の自分がある あの時に 無理をせずに その道を選ばなかったからこそ 今の境遇がある どちらの道も 選んだあとの成功・失敗の結果によって あの時は良かった・悪かったと その評価...
湧水心語(ゆうすいしんご)

未ほど達を述べ、達ほどに未を悟る

達観に至らない者ほど 「多くのものを知っている」と 周りに誇示したくなる 逆に その道を極めた者ほど 「極めるほどにまだ上がある」 という真実を知ることになる その未達と真実を 幾度も垣間見ることが 輪廻の法理であり 悟行の道なのである
湧水心語(ゆうすいしんご)

人によって姿を変える試練の壁

これから迎える一つの試練 その壁は 自分の想像を絶するほどはるかに高く また越えがたき壁かもしれない これまでの人生の中でも 熱く 激しく そして心も体も岩壊させられるほどの 大きな衝撃を受けるものかもしれない 未来という 不安の幻想がつく...