苦労や困難、不安、失敗、挫折・・・
私たちの人生には
生きること自体がつらくて悲しくなるような出来事が
数多く降りかかってくる
運命や宿命といったものは
なんて残酷なのだろうかと
嘆きにひたる時もある
しかし時には
思いもかけないほど
嬉しさに満ち溢れることもある
幸福や富といったものも
当然ながら身の回りに存在するのだ
ところが
なぜか多くの者たちが
そんな幸福などは自分には無縁だと
心でつぶやき
そして遠慮して
せっかくの幸運をかみしめない者がいる
心で幸福を願う日々ではあっても
嫌悪を感ずる出来事には些細なことまで敏感になり
幸福を感ずる出来事には些細なことでは満足しない
私たちは
幸せという「幸来者」の訪問に慣れていないのだ
ゆえに
〝唯心所現〟の言葉どおり
その心の念いが
その通りの現実を生んでいるのである
本来なら
『有』の世界に生きる我々は
そのどちらも
自分の中に在るということを理解すべきである
だからこそ
私たちはだれもが
幸せを遠慮する必要はどこにもなく
むしろ素直にそれを受け入れるべきなのである
心から幸せを感じ
「自由と喜び」を表現することは
他の誰にも邪魔されない
一人一人に与えられた権利であることも忘れてはならない
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