冬場って、あまり「彩雲」を撮る機会が少ないな…と感じています。
今まで彩雲をよく撮っていた場所といえば、いつも行くお気に入りの公園をはじめ、買い物帰りなどで立ち寄った別の公園、ちょっと変わった不思議な雲が現れる自宅上空付近、あとは特に場所を選ばずに偶然に見つけた場合など、状況は様々です。
その他、おもしろい形をした雲がないかなと、想像を膨らませながらいつも空を見上げています。
彩雲は天気のいい日中に現れる場合が多く、その時間帯を狙ってスマホを空に向けています。しかしちょうどその時に彩雲が出てくれる確率はかなり低いといえます。
スマホを構えたら偶然にも彩雲が現れたなんて、いつでもメチャクチャ混んでる歯医者に行ったらなぜか自分1人しかいなくて、予約時間よりも早く治療をしてもらえた(実話)っていうぐらい偶然に近いものがある気がする…。
でも、そんな頻繁には見られない偶然性を持っているから、お目にかかれた時にはその感動がひとしおなんですよね。その感動を味わうべく、やはり地道にその瞬間をカメラで狙っていくことが撮影の近道なのだろうと感じています。
また、これから春を迎え、色とりどりの素敵な草花の写真も撮れる時期となってきます。写真撮影が好きな私にとっては春の景色が待ち遠しいですね。
さて先日、お気に入りの公園を散歩中に空を見上げたら、ちょっと面白い形の雲を発見しました。彩雲とまではいかないものの、パッと見ると光り輝く魚のようにも見えたその雲は、ちょうどそばにあった飛行機雲の上をスーッと泳いでいるようにも見えました。
これ、「まな板の上に置かれた魚じゃない?」なんて思っていたら、急に怒ったかのように目が吊り上がっていかつい顔になってきました。私の心の声が聞こえてしまったんでしょうか(笑)。
雲って、そうではないのにそう見えるところが実に面白いですね。そういう現象を「パレイドリア現象」といいまして、視覚や聴覚から受け取った刺激が、普段から目にする形やパターンとして脳内で認識されて、顔や体、またはある物体に近似するものとして置き換わるというものです。
1つの現象として名前まで付いているということは、私と同じように多くの方が日常でもこの現象に遭遇しているのでしょう。子どもたちなんかは、大人よりももっと想像力を掻き立てられて、いろいろな物体としてとらえられるかもしれませんね。
またちょっと変わった写真を撮ったらご紹介していきます。
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