昨年、当ブログの「パワーストーン・アイテムの紹介」カテゴリーでご紹介しました「狛犬カード入手の旅編」の記事。これは全19種類の狛犬カードおよびプレミアム狛犬カードを入手するために、福島の県南地方にある指定された各所（直売所やお菓子屋さんなど）を巡った旅日記を綴ったものです。
県南地方という限られた地域ではあるものの、巡る箇所が多く、行ったことのない場所がいくつもありましたのでなかなか大変な旅路でありました。とはいえ、カーナビの案内に全信頼をおきながら、おいしいお菓子やケーキ、それにご当地の特産品などもたくさん買うことができ、それはそれで楽しいドライブ気分も味わうことができました。
実は、この県南地方にある狛犬たちは、全国各地の神社にある狛犬の中でもその造形美が高く評価されており、それにあこがれる狛犬ファンが多く、人気スポットと化しているほどです。
狛犬を制作する石工の中でも、特に名工との呼び声が高い「小松寅吉」作の狛犬は群を抜いた傑作とされ、その１つが白河市東（旧東村）の鹿島神社に鎮座しています。
私も実際にこの神社へと参拝し、寅吉作の狛犬を拝見したところ、まるで空を翔けるかのような「飛翔獅子」の躍動感には非常に圧倒され、１つ１つ丁寧に削られた毛並みの繊細には言葉が出ないほどの感動を覚えました。
その鹿島神社を参拝した時の記事がこちらです。
この飛翔獅子をはじめ、全19種類の狛犬カードに掲載された狛犬たちのいくつかが、このたびYouTube動画となっていましたのでご紹介させていただきます。石工たちの生い立ちについても解説がなされています。
現時点で動画は３編あります。そのうちの第１話「しらかわの狛犬さん」がこちらです。
この動画は、福島県県南地方振興局の企画商工部が運営するホームページでも紹介されています。そのホームページに記載されている狛犬の紹介文もあわせて掲載させていただきます。
江戸時代から昭和初期にかけて作られた“しらかわの狛犬さん”たちは、まるで飛び立つかのような跳ねた姿で作られたものや、小さな子供を足元にじゃらして微笑むお母さんのような顔をしたもの、波に乗った兎（うさぎ）の姿をしたものまで！とても表情豊かで動きがある、個性的な狛犬がたくさんあるのです。
そんな狛犬を造ったのは、石工（いしく、せっこう）と呼ばれる石の切り出しから加工までをする職人たち。作った石工によって表情や姿が全く違います。
しらかわ地方には、天才的な石工によって圧倒的な存在感を放つ狛犬が多く作られ、その石工たちの人生や経験が狛犬に表れています。
ぜひしらかわ地方の狛犬に、あなたも出会ってみませんか？ あなた好みの“狛犬さん”を、一緒に見つけましょう！
（出典：しらかわのこまいぬさん 福島県県南地方振興局企画商工部）
また、白河地方の限定されたお店・施設において、狛犬の焼印が押された割りばしが無料で配布されております。配布されている店舗等は、しらかわのこまいぬさんのホームページに記載されていますのでそちらでご確認ください。数に限りがあるとのことですので、入手希望の方はお早めにどうぞ。
ちなみに、私は無事に割りばしをゲットすることができました。それがこちらです。
しっかりと焼印が押されています。記念として保管しておこうと思っています。
こちらがホームページです。
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