【印象的な夢16】魂が覚えている 懐かしさがよぎる青年との再会

今回ご紹介する印象的な夢のお話は、どこか懐かしさを感じる優しい青年とともに、突然現れた猛獣と決死の覚悟で格闘するという、懐古的でありながらも戦いの場面まで現れた内容です。

夢には、ある1人の青年が登場しました。彼はとても気が優しくてだれにでも好かれそうな雰囲気があります。ある日、彼が大けがをしてピンチに陥ります。彼を助けようと私も手助けしましたが、残念ながら力及ばずで彼を助けることができませんでした。

ただ、この夢のストーリーはここで終わりではありません。その後、彼が元気な姿で再び現れた時に、永遠なる魂のつながりについて思い出したものがあるのです。魂の結びつきとはそうなっているのかと、感慨深いものが心の奥にこみ上げてきたのです。

そんな彼との不思議な夢のお話をどうぞ。
※AIでイメージイラストを作成しました。

 

【シーン1】過去の記憶の中にある青年が登場

最初に現れた場面は、見覚えのない広い建物の中でした。柔らかな空気に包まれたその部屋は非常に穏やかな雰囲気で、心まで癒やされるような空間でした。

ふと前を見ると、1人の青年が立っていました。その瞬間、彼の名前が「井上」であることが自然と頭に浮かびました。

井上君の年齢は二十代前半くらいに見えました。細身の体つきで優しい笑顔を浮かべており、誰からも好かれそうな青年でした。

現実の世界では、私の身近に井上という名前の友人や知人はいません。それなのに彼の姿を見たとたん、「ああ、彼とは昔どこかで会ったことがあるな」と感じたのです。

もしかしたら、私が気がつかないだけで現世でもどこかの場所ですれ違ったことがあるかもしれませんし、あるいはテレビなどで見かけたことがある人物なのかもしれません。少なくとも、説明するのが難しいぐらいの懐かしさがありました。

彼もまた私を知っている様子で、「やあ、また会えたね」とでも言いたげに、再会を喜んでくれているようでした。

 

【シーン2】懐かしい生徒たちとの再会

彼としばらく話をしていると、場面が変わりました。

私は1人で部屋に立っており、目の前には扉が現れました。その扉を開けると、さらに広い部屋が広がっており、少し離れた位置に第二の扉がありました。

すると、いきなり第二の扉が開き、数十人の子どもたちが次々と出てきたのです。その顔には見覚えがありました。というのも、私は以前に仕事で子供たちのスポーツ指導をやっていた経験があり、そこに通っていた子どもたちだったのです。

子どもたち:「あ、先生!こんにちは!」

クニ
クニ

おお、こんにちは!みんな久しぶり!

子どもたちも私のことを覚えていたようで、元気な声で挨拶をしてくれましたので、私も笑顔で挨拶を返しました。

すると、今度はその後ろから当時お世話になっていたスポーツ施設の経営者の方が姿を現しました。

クニ
クニ

ああ、これはこれは。大変ご無沙汰しております

経営者の方も相変わらず元気な様子で、変わらぬ笑顔で迎えてくださいました。今となってはそのほとんどが記憶の彼方に消えてしまった当時の思い出が、思いも寄らぬ形でよみがえってきました。

再会を喜び合ったあと、子どもたち一行は室内を移動し、私が入ってきた扉から外へと出ていきました。

みんな元気だったな~と思いながら、私は今しがた子供たちが出てきた第二の扉から奥へと入っていきました。

すると、次に思いがけない存在が目の前に現れたのです。

 

【シーン3】突如として猛獣が現れる-死闘の末に

部屋へ入ると、10mほど先には3体の猛獣がいました。

イノシシを3倍くらい大きくしたようなケモノタイプで、鋭い牙があり、体にも角のようなものが生えています。部屋に入ってきた私に気がついた猛獣たちは、一斉に襲いかかってきました。

その刹那、なんと猛獣の前に1匹のネコがどこからともなく飛び出してきたのです。

クニ
クニ

ええ!? ネコがいる!

と、驚いたと同時に「このネコの正体は井上君だ!」と直感でわかりました。つまり、彼がネコの姿に変化し、果敢にも猛獣の1体に飛びかかって戦いを始めたのです。

私も猛獣2体と熾烈な格闘を繰り広げます。幸いながら夢の中の私は意外にも強く、猛獣相手に引けを取らず、しかも素手で激しく戦っています。

ただ、前方にいるネコは体が小さく非力なばかりか、ネコの正体は気が優しい井上君です。猛獣の突進に体をぶつけられたり、足で蹴飛ばされたりと、顔や体が血まみれになっています。やはりネコの姿では猛獣相手にどうやってもかないません。

私は2体の猛獣で手一杯のため、彼を助けようにも助けられません。そうこうしているうちに猛獣たちの突進を食らい、扉から外へと追い出されてしまいました。

私は倒れながらも「ああ、彼を助けられなかった……」と、悔しさと申し訳なさで気持ちが沈み、起き上がることができませんでした。

 

【シーン4】再び訪れた穏やかな時間

気がつくと、私は広い部屋の中に立っていました。

先ほどまでの激戦がどこにいったのかと思うほど、部屋にはやわらかいオーラが漂っており、癒しの空間に満ちていました。

ふと、人の気配がしたので前方に目をやると、なんとそこには人間姿の彼が立っていました。

クニ
クニ

ああ、井上君!

私の声に反応した彼は、こちらを見てにっこりとほほ笑んでいました。その笑顔を見た私は、良かった~無事だったんだ~と胸をなでおろしました。

それから、彼とは過去の思い出話に花を咲かせていた感覚があり、非常に楽しい時間でもありました。

そして、ここで目が覚めました。

 

この夢が教えてくれたもの

この現世に、ネコではなく人間として生きているかもしれない井上君という存在-。

彼からは、単に昔からの知り合いであるといった簡単な表現では到底言い表せないほど、脈々と受け継がれてきた輪廻転生の中で、これまでに何度も巡り合い、そして支え合いながら苦楽を共にしてきた「魂の同士である」といった強い印象を受けました。

目が覚めてから夢の内容を振り返ると、いくつか心に残る出来事がありました。

まずは【シーン2】で現れた子どもたちと経営者の方についてです。

スポーツ指導の仕事をしていたのは今から数十年前です。正直なところ、この頃は仕事に悩んでいました。まだまだ未熟だった私は、自分の指導法にあまり自信が持てず、指導者としてどこまで貢献できているのかと、自問自答する日々がよくあったほどつらい時期でした。

それでも子どもたちは私の指導法をしっかりと聞き、上達しようと一生懸命頑張ってくれていたのです。そして数十年経った今でも、夢の中ではありますが私のことを覚えていてくれ、笑顔で挨拶をしてくれました。

その姿からは、「先生、そんなに自分を責めなくても大丈夫だよ」と、優しいメッセージが伝わってきたのです。

子どもたちの純粋な感情が読み取れた時、心の片隅でずっと持ち続けていたわだかまりが払拭できた感覚がありました。私は指導者でありながらも、実は子どもたちから大切なものを教わっていた生徒でもあったと痛感しています。

夢の中で、私に大切な気づきを与えてくれた子どもたちに、心から「ありがとう」と伝えたいです。

【シーン3】で登場した猛獣との戦いも非常に印象深いです。なぜあの場面で猛獣が現れたのか、根本的な理由はわかりません。

3体の猛獣が襲ってきた際、私が実際に襲われたのはそのうちの2体です。本当なら3体に襲われてもおかしくはなかったでしょう。しかしそうではなかった理由は、ネコの姿と化した井上君が、捨て身となってそのうちの1体に立ち向かってくれたからにほかなりません。

そもそも、あの状況でなぜ彼はネコの姿だったのだろうか……と、少々疑問が残ります。

この点を考察すると、もしかしたらあの部屋は「魂の本質」がそのまま姿となって現れる場所だったのではないかと思いました。その証拠に、優しく穏やかな彼だからこそ、ネコのように可愛らしい姿になったのではないでしょうか。

そうでなければ、猛獣相手にあえて自分から非力なネコに変化するはずがありません。もし自分の意志で変化できるなら、猛獣を退治できるほどの筋骨隆々な戦士にでもなって戦う方が無難といえるからです。ます。

もう1点は、「ではなぜ私は人間のままだったのか」についても疑問が出てきます。ここもよくわかっていません。

しかも、あの猛獣相手に素手で応戦するという無謀な策をとっていました。武術や格闘技の経験がない私が、猛獣たちと素手でほぼ互角に戦いができたことは自分でも驚いています。

 

猛獣と戦った意味について夢辞典から考察

今回の夢の内容を、夢の解説書でもある「夢辞典」からも見ていきたいと思います。

夢辞典では、猛獣に追われたり戦ったりする夢は、自分の人生に立ちはだかる大きな困難や強いプレッシャー、あるいは心の中にある恐れや葛藤を象徴するとされています。

ネコは優しさや癒しを表し、傷を負う夢は成長や再生、新たな自分への変化などとも解釈されることがあります。

これらを総合的に判断すると、「人生の大きな試練に対し、自分1人ではなく、大切な存在と共に立ち向かう姿」を描いているようにも思えてきます。

猛獣は試練のかたまりで、井上君は支え合う存在、ネコの姿は優しさや純粋さ、そして最後に再び元気な姿で再会できたことは、「試練を経ても、失われない大切なつながり」を意味していると解釈することができます。

結果的に猛獣を倒すことはできなくても、それが全てではなく、傷ついても逃げずに立ち向かったその勇気が大事なのだと教わった気がします。

 

広い宇宙には我々だけが生きているのではない

最後にもう1つ。

この広い宇宙には、地球だけでなく他の星にもたくさんの生命体が存在して、私はそれらの星にも行ったことがある、ということです。その星の1つで彼とも出会い、一緒に生きたことがあることを心の奥で感じ取りました。そう思うと、宇宙にはどれだけのロマンが広がっているのでしょうか。

もしも願いが叶うなら、過去の世界で一緒に過ごしたであろう彼と、今度は夢の中ではなく、この地球上のどこかで出会ってみたいです。

彼とまたいつか出会える時まで-

◎コメント、応援メッセージはこちら